この記事では2011年2月14日から実施された「鳳凰卓の配信禁止」について書いています。
ルールを知らずに配信を行ってしまい、せっかくの鳳凰ID(七段R2000以上)が停止されてしまうことのないように、再度細かいルールなどを見ておきましょう。
鳳凰卓配信は禁止
今はニコニコ動画やYouTubeなどで”誰でも気軽に生放送”を行うことのできる時代です。
天鳳の鳳凰卓といえば、日々ハイレベルな麻雀対局が行われている場所になりますので、リアルタイムで鳳凰民の方の戦略や思考が聞ける放送があれば見たい方も多いかと思います。
しかし残念ながら鳳凰卓をリアルタイムで配信することは天鳳の規約違反となり、配信をしていることを運営者の方が確認次第IDは停止され、以降そのIDでは天鳳をプレイすることができなくなってしまいます。
鳳凰卓配信が禁止となった経緯
ここではなぜ鳳凰卓の配信が禁止になったかを書いています。鳳凰卓の配信が禁止となった理由はとある動画配信サイトにて、リアルタイムで鳳凰卓の実況配信をしている配信者の手牌を見ながら、有利に対局をしていたプレイヤーの存在が確認されたためです。
この他にもコミュニティ参加者にしか放送を見ることが出来ない状態にし、協力者のみが有利に対局を進めるといった不正行為にもリアルタイムの動画配信が利用されたことがありました。
このままでは不正者と同卓したプレイヤーが不公平な状況になるということで、2011年2月14日に運営者が鳳凰卓の配信を禁止することを決定しました。
現在は「天鳳公式ページのマニュアル[配信/生放送]」のところに、生放送についてのルールが記載されています。*マニュアルの最後の方に記載されています。
鳳凰卓以外は配信してもいいの?
2018年10月2日現在のマニュアルでは「一般/上級/特上/雀荘戦/個室/大会の配信/牌譜再生の配信」は可能と記載されています。
このため、鳳凰卓有資格者の方も特上卓で配信したりしているのですね。
その他の細かいルールなど
- 手牌の状態が類推可能な効果音も放送してはいけない。音だけの配信もダメ。
- リアルタイムの手牌公開のある配信(天鳳での全ての対局)は、意図的な同卓が可能にならないように最大限努力して予約する。「今から予約します。」などと告知するのは、鳳凰卓以外であっても控えるべきとのこと。
なんとか鳳凰卓を配信する方法はないの?
特上卓ではハイレベルな対局にならないので、なんとか鳳凰卓で配信したいという方もいるかと思います。
この場合「5分遅れの観戦の配信」であれば、鳳凰卓でも配信可能というルールがあります。一度とある配信サイトでこのタイプの配信を視聴したことがありますが、配信者の方が上手だったのか、なかなか見応えのある放送でした。
その配信者の方が放送中に仰っていたのは、配信ページになにも記載がないと疑われる原因となるので、必ずどこか目立つ所に「5分遅れの配信」と記載した方が良いとのことでした。
★この他、鳳凰卓での対局を視聴者に届けるには
実力者の方は自分の華麗な打ち筋をいろいろな人に見てもらいたいと考えるかもしれません。
この場合、リアルタイム配信にこだわらずとも動画に編集して対局を公開したり、鳳凰卓の牌譜検討を生配信すれば良いと思います。(思いますと書きましたが、高段者の方は牌譜検討配信を是非ガンガンやってください。見たいんです。お願いします!)
違反者を見つけた時はどうすればいいの?
もし違反者を見つけた際には天鳳の公式ページにある「通報機能」を利用し、運営者に*報告しましょう。
いたずら通報は絶対にヤメましょう。
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