この記事ではRMUの代表を務める多井隆晴プロを紹介しています。2018年8月7日に行われた「Mリーグドラフト会議」では”ドラフト1位指名”で初代Mリーガーとなったトッププロ雀士。
「最速最強」というキャッチフレーズを持つ、カリスマ雀士のこれまでの麻雀人生をみていきましょう!
多井隆晴プロとは?
多井隆晴プロはRMU(リアル・マージャン・ユニット)の代表を務めるプロ雀士です。
5歳の頃に麻雀を始め、10歳のときには牌効率をマスターした麻雀エリート。15歳の頃には暴走族のリーダーだった過去を持ちます。”リアル15の夜”ですね。
一部上場企業のサラリーマンからプロ雀士に
その後は一部上場企業の証券会社に就職、サラリーマン時代に日本プロ麻雀連盟主催「麻雀マスターズ」で決勝進出。このことをきっかけにプロ入りを決意し、1995年「日本プロ麻雀連盟(12期生)」所属の麻雀プロとなりました。
1997年には初タイトルとなる、新人王(第11期)を獲得。更には2002年には「日本オープン」で優勝。2005年には「第31期王位」を獲得。
連盟時代にはとにかく”ビッグマウス”であったことから【雀会のビックマウス】なんてキャッチフレーズもあったようですね(笑)
「日本プロ麻雀連盟」を脱退、RMUを立ち上げ
2006年に「日本プロ麻雀連盟」の不透明さを理由に同連盟を脱退(脱退時は五段)し、現在は活動していない”日本麻雀機構”という団体に移籍。その後、2007年に現在代表を努めている「*RMU」を設立します。
「RMU」の立ち上げ時には、土田浩翔プロや河野高志プロといった元連盟のAリーガー/タイトルホルダー達も多井プロと同時にプロ連盟を脱退しています。
この多くの有名プロの”プロ連盟脱退”は当時大きな事件となりましたが、現在でも詳細な脱退理由は判明していないようです。
*RMUとは?
RMUは「Real Mahjong Unit」(リアル・マージャン・ユニット)の略称で、「真の麻雀プロを作る」という理念のもとに設立された麻雀プロ団体です。
入会してもすぐにプロにはなれず、まずは「アスリートコース」の会員となり、選手ポイントを貯め一定の技量と理論およびマナーや作法が備わったと、RMUリーグ所属選手を中心とした審議会の過半数が判断することで、初めてプロライセンスが発行されます。
このプロライセンスにも【B級からSS級】までのランクがあり、多井隆晴プロは団体にたった一人の【SS級ライセンス】保持者です。
多井隆晴プロの雀風は?
多井隆晴プロの雀風は「最速最強」というキャッチフレーズの通り、”誰よりも早く、誰よりも高い和了”を目指す場況重視の門前攻撃型。
「自分はマンガンおじさんだ」と発言されたこともあるようです。麻雀に必要な能力を全て兼ね備えていると言われるほどオールラウンダーな雀士で、どんなルールであっても打ち方は変えないと公言しています。
また、相手の状態(調子が良い悪い)を対局時の判断材料に使用したり、ゲン担ぎをしたりとオカルト的な一面もあるようですね。
多口万棒のモデル?
多井隆晴プロは片山まさゆきさんの「オーラ打ち! 言霊マンボ」の主人公である、”多口万棒”というキャラクターのモデルでもあるそうです。漫画にまで登場するなんて、さすがはトッププロですね!
ちなみに「オーラ打ち! 言霊マンボ」には、土田浩翔プロや荒正義プロ等、有名プロをモデルにしたキャラクターも多数登場します。麻雀ファンにはたまらない作品ですね。
多井隆晴プロの著作本
多井隆晴プロ関連の商品です。
初代Mリーガーにも選出!
2018年8月7日に行われた麻雀プロリーグ”Mリーグ(エムリーグ)”の参加選手を決める「Mリーグドラフト会議」で、多井隆晴プロが【渋谷ABEMAS】にドラフト1位指名されました!
”最強雀士の一人”と言われている多井プロですので、指名されるのは当然ですが、1位指名はさすがですね!
これからはMリーグでの活躍も期待しています!
多井隆晴プロの天鳳での成績は?
多井隆晴プロは「天鳳名人戦(第一期から七期)」のみの出場で天鳳段位戦での成績はありません。
天鳳名人戦での成績は【第一期:7位 第二期:8位 第三期:4位 四期:4位 五期:7位 六期:5位 七期:4位】です。
多井プロはいままで全ての天鳳名人戦に出場されています。数々のタイトルを獲得している最強雀士の多井プロですが、なぜか天鳳名人戦だけは結果を残せていません。
注目度が高い大会ですので、いつかは最強プロが”天鳳名人位”を獲得するところもみてみたいものですね!
多井隆晴プロ プロフィール等
多井隆晴プロのTwitter
渋谷ABEMASの記念写真
ϵ( ‘Θ’ )϶ pic.twitter.com/dJ94MAO4mc— 多井隆晴 (@takaharu_ooi) 2018年8月8日
直接フォローする場合はこちら→Follow @takaharu_ooi
多井隆晴プロ まとめ
- 多井隆晴プロはRMU代表。”最速最強”の麻雀プロ。
- 獲得タイトル多数。最強雀士議論では必ず名前が上がる雀士の一人。
- 初代Mリーガーにも選出。これからはMリーグでの活躍も期待される。
コメント
多井プロも天鳳では三段の腕前だそうです。(2017麻雀駅伝の解説で本人の説明。当時は三段、現在の段位は不明。)
正直、全体のメンバーを見てもMリーグはエンタメの域を出ませんね。
芸能人にグラドルやら麻雀普及には良いかも知れませんが。
コメントありがとうございます!
御本人が仰っていたのですね。
三段ですか。途中で飽きてヤメてしまった感じですかね。
Mリーグどうなんでしょうね。
実力派プロもいますが、人気で選ばれたプロもいますからねー。
実際に開幕してみないとなんとも言えませんが、
当サイトとしてはやはりASAPINさんの活躍に期待しています。